「アンタの為を思って言ってあげている、こんなこと言ってくれるのは私（毒親）位のモノよ！」　　　　　　　　　　　　　　　旧題名”～ＳＭとＳＥＸ～欲望なの？それとも愛！”

何度見ても泣いてしまう番組「はじめてのおつかい」　最近涙腺が弱くて困ってしまいます。
これを見ていると、遠い昔の夏休みになるとやってきていた甥っ子、姪っ子達の当時の姿とダブるのです。

今回特に「あれから＊＊年・・」と現在の姿を番組で放送しているのを見て、大きくなった甥っ子、姪っ子の姿とまたまたダブってしまった。
既に社会人となり働いているのですが、そこに至るまでは山あり谷ありで、、某国立の大学院を卒業しても就職出来なかった子や、学部を卒業時に既に就職が決まっていたの止めて、某有名私立大学の大学院に進学してその後世間的に名の知れた会社に就職、現在責任ある仕事を任され海外拠点へ出張している子も・・、同じように遊んでいた甥っ子、姪っ子が大人になってこんなに状況が違って来るとは・・・、何か感慨深いと言うか考えさせられるのです。

私自身も小中高の同級生達にしてみれば今の現状「腰を痛め、中年、生涯未婚の独身者、頭髪等の容姿の変貌・・」きっと想像出来なかったことだと思う。　
私が知り得る同級生の現状と言えば、それなりの会社に就職してそれなりの地位についていたり、母と社会人を両立して子供を育てた上げた人も、離婚した人も、新聞の社会面に載って世を去った人も、犯罪に関わった人も、まさに“人生色々”とはこのことをだろう。

嘗ての私は「人生の成功者＝社会地位が高い」平たく言えば大金を稼いで大きな家に住み高級車を乗り回し、綺麗な奥さんがいるような生活、そんな人が羨ましく思えた時期があった。
私も過去にそれなりの組織の一部に属したことがあり、そこでそれなりの権限を持ち人や資金を動かして何かをする快感・優越感を知った。

しかし　そんな“いいこと”もあれば、色んなところからのプレッシャーで押し潰されそうになることも・・、
それらを乗り越えた時に得られる達成感・充実感は言葉では言い表せないモノであり、自尊心・優越感を満足させるには十分だ。

現在の私は将来の不安に苛まれ、もがき苦しんでいる。　
しかし私が独身であることを知った離婚を経験した同級生は「いいなぁ～」と言う、　何事も捉え方次第で、どうとでも見えることの典型だ。　その人間にとって『幸福感』他人から計り知れない領域なのかもしれない。