「アンタの為を思って言ってあげている、こんなこと言ってくれるのは私（毒親）位のモノよ！」　　　　　　　　　　　　　　　旧題名”～ＳＭとＳＥＸ～欲望なの？それとも愛！”

先日　《　ＮＨＫスペシャル：日本の、これから「独身者急増！どうする“未婚社会”」　》を見ました。

それを見て、ふと思い出したのは我が『婚活（当時はそんな言葉は存在してなかったのですが）』です。
何せ遠い十数年以上も前ことで、ネットも（携帯ネットも）普及していない頃の私の思い出話です。

私自身「このままでは結婚が出来そうもない・・」と（年齢的な）焦りが出始め、慌ててお見合いをしたり、某出会いパティー参加したしりていました。　そうした流れの中で知り合いになった数人の仲間と自分達で出会い（パティー）企画したり・・・・、
結果　活動をしていた中の数人は（めでたく？）結婚したのですが、　当然のことながら、、若い人達が先に結果を出し、既に中年だった（私は）者は駄目だった、、(>_<)

私の場合には　兎も角条件が悪すぎた。。
（当時は派遣と言う職業が存在しなかったのですが）当時も多分今も・・、敬遠される職種だったです。
それはお見合いをお世話してくださった人に　「＊＊職種（職業）で会ってくれるだけでも感謝しなさい！！」と散々言われ、自分でもそれは痛感していました。
ご存知だとは思いますが（お見合いは）先に条件を提示されていますから、、、私の場合には圧倒的に不利な条件（年齢・職業、収入、）な訳でして、、それでも　歳は重ねていたが世間知らずの私（淡い夢を抱いて・・）は　無謀にもお見合いをして、、結果は見えていました。。。
　
そもそも、条件悪すぎでお情けでお見合いをして貰っていたのに気づくのが遅すぎた。。。　即刻お見合い市場から強制退場となり・・・、今にして思えば（相当に自分でも）滑稽だったと思います。

次に　お見合い（出会い）パティーとかに出掛けてはみたもの、、、そこで重要なのは第一印象！！　平たく言えば「ルックス、軽快なトーク、豊富な話題、興味を惹くオシャレな趣味かな・・、」　趣味は間違ってもヲタクと言われるモノはNG。　多くの競争相手を勝ち抜いて女性をモノにする技量も、技も、魅力も無く、、敢え無く玉砕。。

これじゃ駄目だと、、仲間で自分達の力で合コン（出会い）を企画して、、折りしも私の田舎にもやっと高速道路が開通しましたので、県外の観光地・テーマーパーク・遊園地とかへ小旅行へ出掛けたり、、知り合いの田舎へ行き焼肉パティーを開催したり、オシャレな山小屋へ一泊したり、（ホテルを借りて）クリスマスパティーを開催したり、、あの当時（数年間）はフットワークも軽く、仲間と協力して、ホント！自分でもよくやったと思います。

そのうちに活動を共にして来た仲間が結婚してポツ、ポツと抜けて、、自分達の（結婚する）為の開催だったものが、（女性から要望に応えて集めた）若い男性達の為にしているような、、、自分達で声をかけて必死に集めた女性陣をその若い男性達に持っていかれる現実をまじかにして、既に恋愛・結婚市場における賞味期限の切れている我が身をようやく知り、、無駄な努力だと痛感して、モチベーションが下がり、、自然消滅してしまいました。

恋愛じゃなく結婚となると、現実の生活が目の前にありますから・・・、誰もが平等に持っている唯一最大の魅力である“若さ”、　これを失うとそれを補うのとしたら（やっぱり？）男は経済力なんだろうと。。
私は　それを求める女性を否定する気は（当時も今も）更々ないです、その時悟ったのは“条件闘争”だってこと。

女性が現実（愛とか、夢とかでは生活出来ない）を見ています、無駄に歳を重ねた男（私）は何も判っていなかった。
「好きな人と結婚をしたい、、何時かは結婚できるだろうって、、」甘かった！！
自分が好きになることはあっても、相手から好かれることは（私には）あり得ないことにようやく気づき、己の愚かさに気づいたときには既にチャンスを逃がす！
これって『後悔先に立たず』のお手本のような事をしてしまいましたって、、話な訳です。